就職活動を前にどんな準備をすれば安心して活動できるのか?
大切なことはたくさんありますがエントリーシート(ES)の準備は就活に欠かせません。
学生が就職活動において企業に提出する書類の一つであるエントリーシート。
書類選考を突破するためにエントリーシートのマナーや書き方について見ていきましょう。
エントリーシート(ES)とは?
そもそもエントリーシート(ES)とはいったい何なのか?
履歴書と何が違うのかわからないという学生も少なからずいるのではないでしょうか。
エントリーシートとは履歴書と違って採用選考時に使用される書類ですね。
入手方法は説明会で企業から直接配布されるかネットからダウンロードするかの方法が存在します。
分からない場合は事前に確認するのがいいと思いますね。
履歴書は個人情報とあなた自身のこれまでの経歴やスキルなどを詳細に伝える書類になります。
他にも履歴書は選考後も保管される場合が多いようです。
エントリーシートは先述した通り採用選考時に使用される書類なので自分自身をアピールするための書類になるのでフォーマットは企業によって異なる場合があります!
例えば志望する企業によって写真を使ったり絵(イラスト)を描いてアピールするなど色々な書き方をしっていれば使い分けることもできますし他の学生との差別化も図れるのではないでしょうか。
ただし、イラストだけに集中しすぎて稚拙な文章のままエントリーシートを提出してしまうと評価が悪くなる可能性もあります。
力の入れすぎには注意しましょう。
エントリーシートと履歴書は全然違うことが分かりましたね。
・履歴書はデータとして扱われる公的な書類で入社後も保管される場合がある。
・エントリーシートは採用選考時に参考となるもの。
ちなみにエントリーシートと履歴書には同じ項目があると思いますが、そういった場合は別々のことを書くのではなく同じ内容を書いて一貫させるのがいいと思います。
例えば長所が履歴書とエントリーシートで内容が違う。
このように別々のことを書いてしまうと伝わりにくくなってしまいます。
なので内容は重複しても問題はないと思います。
伝わるエントリーシートの書き方4つのポイント
エントリーシートを使って自分自身を上手にアピールするためにどんな風に書けばいいのか?
4つのポイントをおさえて
・アピールポイントは出来るだけ絞る
・具体的なエピソードがオススメ
・入社後の自分のイメージを残す
・文章は簡潔に書く
エントリーシートを書く時のコツはこの4つです。
サークル活動やボランティアにアルバイトの経験など様々な活動を学生時代に経て何を得たのかアピールするポイントは人それぞれだと思います。
ですがアピールポイントは出来るだけ絞るようにしましょう。
数が多いと何を伝えたいのか相手に分かりにくくなってしまいます。
エントリーシートを書く際には自己分析や業界研究を行い企業が求める人材にマッチしている部分はどこなのかでアピールポイントを絞っていくといいかもしれませんね。
アピールポイントをまとめないまま経験したことのすべてを詰め込むとどんな印象を与えてしまうのでしょうか?
あれもこれもアピールしてしまうと浅い人間だという印象を与えてしまうかもしれません。
伝えたいポイントが多いと文章も長くなってしまうので読みづらくなり何も伝わらない可能性もありますね。
これだとせっかく自己分析や業界研究を繰り返し固めた志望動機も無駄になってしまいます…
ですので、簡潔に分かりやすくまとめることを意識してエントリーシートを仕上げていきましょう!!
具体的なエピソードとは?
アピールポイントを絞ったらエピソードに具体性を持たせて文章を構成していきましょう。
実際に経験したことを簡潔に述べるだけでは共感を引き出すのは難しいかもしれません。
共感を引き出すにはただ経験したことだけを伝えるだけではいけません。
例えば一番の成功体験の経験や学生時代に頑張ったことや最も力を注いだものなどやってきたことを書くのではなく学生時代で得たことをどう仕事に活かして貢献するのか?
その力はどう発揮されるのかを具体的にアピールできるといいですね。
エントリーシートの効果的なレビューとフィードバック
エントリーシート(ES)を作成する際、書き終えた後のレビューとフィードバックのプロセスは非常に重要です。
この段階を通じて、ESの内容を洗練させ、より印象的で効果的なものにすることができます。
●プロフェッショナルなレビューの重要性
・専門家の意見: キャリアカウンセラーや業界のプロフェッショナルにESをレビューしてもらうことで、客観的なフィードバックを得ることができます。
専門家の意見は、ESの質を向上させる貴重な手段となります。
・細部への注意: 文法や表現の誤りは、ESの印象を大きく下げることがあります。
プロのレビューにより、このような細かなミスを見つけ出し、改善することができます。
●フィードバックを受け入れる姿勢
・オープンマインド: 受け取ったフィードバックに対してオープンな姿勢を持つことが重要です。
批判的な意見も自己改善のための貴重な入力として受け入れましょう。
・自己反省: フィードバックを通じて、自己の弱点や改善点を理解し、それを次のステップに活かすことが大切です。
●定期的な改善と更新
・継続的な見直し: エントリーシートは一度書いたら終わりではありません。
定期的に内容を見直し、最新の経験や成果を反映させることが重要です。
・進化する自己PR: 経験やスキルが増えるにつれて、ESもそれに合わせて進化させる必要があります。
常に自分のベストを表現するために、定期的な更新を行いましょう。
成功への追加ステップ:申し込み後のフォローアップ
就職活動では、エントリーシートを提出した後のフォローアップが、成功への重要な一歩となります。適切なフォローアップは、あなたの積極性を示し、応募先企業に良い印象を与える機会を提供します。
●フォローアップの重要性と方法
1.フォローアップの重要性:
フォローアップは、自分の応募が真剣であることを企業に示す手段です。
また、選考プロセスにおける自分の位置を理解し、次のステップへの準備を整えるための情報を得る機会でもあります。
2.適切なタイミング:
エントリーシート提出後、通常は1週間から2週間後に初回のフォローアップを行います。
これは企業が書類を確認するのに十分な時間を与えつつ、あなたの関心を示す適切なタイミングです。
3.フォローアップの方法:
電話やメールが一般的です。メールの場合、件名に応募職種と自分の名前を明記し、簡潔に意向を伝えます。
電話の場合、担当者が応答しやすい時間帯に連絡し、礼儀正しく自己紹介から始めます。
●フィードバックの活用
1.フィードバックの求め方:
フィードバックは、自己改善のための貴重な情報源です。
面接やエントリーシートのフィードバックを具体的に求めることで、どの分野が改善が必要かの洞察を得ることができます。
2.フィードバックの具体的な活用法:
受け取ったフィードバックをもとに、具体的な行動計画を立てます。
例えば、コミュニケーションスキルの向上や特定の知識領域の強化など、指摘された領域を中心に改善を図ります。
3.継続的な自己評価:
フィードバックを活用した改善は一度きりのものではなく、継続的なプロセスです。
定期的に自己評価を行い、進捗を確認しながらさらなる改善点を見つけ出します。
エントリーシート提出後のフォローアップとフィードバックの活用は、就職活動を成功に導くための重要なステップです。
これらの戦略を適切に実行することで、競争の激しい就職市場で自己を際立たせることができます。
エントリーシート(ES)の書き方のまとめ
自己分析を繰り返し、業界について研究することで仕事への理解を深められると志望動機などもまとまってより簡潔で分かりやすい文章に仕上がってくると思います。
何を書くべきかわからない場合は第三者からアドバイスをもらうのもかなり効果的です!
そうやってエントリーシートの内容を添削していくことで内容がもっと良くなる可能性も十分にありますね。
エントリーシートを書き終えたら必ず誤字や脱字がないかもチェックしましょう!
記入ミスなどでエントリーシートを無駄にしないためにも原本をコピーしておくことも大切ですね。
書類選考を突破する為に何も分からないまま始めるのではなく履歴書とエントリーシートの違いやポイントを理解した上で作成していくのが大事だと思います。
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