就活には守るべきルールやマナーがいくつも存在します。
何から覚えればいいのか?
そのマナーが本当に正しいのか?
一生懸命と準備してきた就活を成功させるために、ビジネスマナーもチェックしておきましょう!
今回はエレベーターの待ち方やエレベーター内に関するマナーをまとめてみました。
普通に待ってるだけでいいんじゃないの?
役に立つかどうかわからないし必要ないのでは?など余計な時間を割きたくないという就活生も少なくはないでしょう。
覚えても仕方ないと決めつけて守るべきビジネスマナーを把握していないと、思わぬところでNG行動をとってしまい評価が悪くなることも…
エレベーターを待っている時のマナーは?
就活が始まれば企業へと足を運ぶ機会も増えると思います。
オフィスビルのほとんどはエレベーターが設置されていますので、エレベーターに関するマナーも知っておく必要があります。
その企業で働く人だけでなく、他の業種の人までたくさんの人が行き来する場所なのでしっかりと気を配れるようにしておきましょう。
①エレベータの真正面で待たない
まず、企業に到着したらエレベーターに乗って目的の階へ行くことになると思います。
その時に注意したいのが、エレベーターの正面に立って待ってしまうこと。
エレベータの真正面に立って待っていると降りる人の妨げになります。
なので、エレベーターを待つ時は左右どちらかのスペースに寄って待つようにしましょう。
脇にスペースがなくてどうすればいいかわからない場合は少しエレベーターから離れるといいですね。
②降りる人が優先
エレベーターだけでなく、電車などでも基本的には降りる人が優先ですよね。
最後まで人が降りてくるか確認して降りる人より先に乗り込まないようにしましょう。
また、途中で乗り込むと降りてくる人とぶつかる可能性もあります。
怪我をさせたり、怪我をしたりするかもしれません。
面接だけに集中するのではなく、企業に到着する前から既に見られているという意識を持って行動しましょう。
エレベーター内ではどういったマナーがある?
◆エレベーターでの立ち位置
エレベーターにも上座下座が存在します。
基本的に扉に近い位置が下座となります。
エレベーターでは扉に近くの操作盤前が下座、その後ろが上座です。
3⃣ 4⃣
2⃣ 1⃣
一般的なエレベーターだと右側に操作盤があるので、こういった感じになりますね。
エレベーターでは扉に近い操作盤の前が最も下座となります。
エレベーターによっては操作盤が2つあったりもしますが、基本は操作盤の前が下座です。
おそらく就活中は誘導してくれる社員の方が操作盤の前に立つと思いますので、その左隣に立つといいでしょう。
いない場合は、エレベーターに入る前に開くボタンを押し先に人をエレベーターへ案内してから最後に自分が乗り込むようにしましょう。
このマナーはインターンシップでも使えるマナーです。
実際にインターンシップに参加した時に先輩や上司、お客様とエレベーターに乗り込むこともあります。
正しいマナーで対応が出来ると印象が悪くなることもないので、覚えておきましょう!
マナーやルールがあっても同席者からの希望があった場合は、そちらを優先したりと臨機応変に対応することも大切ですね。
エレベーターではないと思いますが、電車や飛行機など窓際を希望する同席者もいるでしょう。
そういった時には、席次に関係なく着席を促すといいかもしれませんね。
◆プライベートなスペースではない
エレベーター内はプライベート空間ではありません。
目的階までの暇つぶしにスマホを触ったり、知り合いがいても大声で話したりするのはマナー違反になります。
また、入ってくる社員の方とは会釈をすることを忘れずにして社会人として最低限の振る舞いは出来るようにしておきましょう。
就活中だけでなく、社会人になってからも役立つビジネスマナーも存在します。
今のうちに覚えておいて損はないでしょう。
【あわせて読みたい!企業説明会で魅力的な印象を与えるマナーのポイント!】
エレベーター乗り降り時のコミュニケーションとエチケット
ビジネスシーンでのエレベーター利用は、思わぬところであなたのマナーが試される場面です。
乗り降り時の言葉遣い、混雑時の振る舞い、エレベーター内での会話のエチケットを理解し実践することは、プロフェッショナルとしての姿勢を示す上で重要です。
●乗り降り時の言葉遣いと態度
・丁寧な言葉遣い: 乗り降りの際は、「お先にどうぞ」や「ありがとうございます」といった丁寧な言葉遣いを心掛けます。
これは礼儀正しさを示し、印象を良くします。
・スムーズな動き: 乗り降り時は迅速かつスムーズに行動し、他の乗客の邪魔にならないようにします。
特に混雑している時は、周囲の人に配慮した動きが求められます。
●混雑時の振る舞い
・順番を守る: 混雑時はエレベーターの入り口近くにいる人が先に乗るのが一般的です。順番を守り、他の乗客とのトラブルを避けます。
・スペースの確保: 可能な限り他の乗客にスペースを提供し、快適な乗車環境を心掛けます。
荷物は身体の前に持つなどして、周囲に不便をかけないようにします。
●エレベーター内での会話のマナー
・控えめな会話: エレベーター内では大声での会話は避け、必要最低限のやり取りに留めます。
特にビジネスシーンでは、周囲の人への配慮が求められます。
・プライベートな話題の回避: 個人的な話題やデリケートな内容の会話は控え、プライバシーに配慮した会話内容を心掛けます。
ビジネスシーンにおけるエレベーター利用時のマナーについて解説しました。
乗り降り時の言葉遣い、混雑時の振る舞い、エレベーター内での会話のエチケットを守ることで、あなたはビジネスマナーに長けたプロフェッショナルとしての印象を与えることができます。
軽視しがちなビジネスマナーを守ろう
集中するのはとても大切なことですが、面接ばかりにとらわれていてはいけません。
周りから常に見られているということを意識して基本的なマナーはおさえておくべきだと思います。
最低限のマナーは守ろう!
細かいマナーまで過剰に守る必要はありませんが『身だしなみ』や『言葉遣い』に『振る舞い』の3点は最低限守るべきマナーになります。
これから就活生は企業説明会や面接でたくさんの企業に足を運ぶでしょう。
軽視しがちなビジネスマナーをしっかりと守ることで評価されることもあるかもしれません。
正しく敬語を使えていたり、清潔感のある身だしなみだったり、いつ人に見られても恥ずかしくない振る舞いを心掛けましょう。
ビジネスマナーは、就活だけのものではありません。
自信をもって社会人になれるように、しっかりと身につけておきましょう。
しっかりとマナーを守ることが出来ていれば相手を不快にすることもありません。
中にはマナーを守ること=ごますりと考えている方もいらっしゃるようですが、最低限の礼儀さえなっていない人は社会性に欠けている人だと思われて距離を置かれてしまうでしょう。
そんな目に遭わないよう、正しい振る舞いや敬語を身につけどんな相手でも敬意をもって接することが大切です。
また面接が終わったからといって、気を抜かないようにしましょう。
ほっとする気持ちはとても分かりますが気を抜くと普段の癖が出てしまったり、その場でうっかりスマホを使ってしまったりすることもあると思います。
誰もが当たり前のように持っている便利なスマートフォンですが、就活中はまだまだネガティブな印象を与えてしまうアイテムです。
就活生が志望企業の建物内や近辺でスマホを出しているところを見られてしまうとマナーが悪いと思われても仕方ありません。
面接本番の日だけでもいいのでスマホを触ってしまうことのないよう電源はしっかり切っておきましょう。
面接が終わっても、誰から見られてるか分からないので建物や面接会場から少し離れていても、油断せずにしばらくしてからスマホの電源を入れて使用するように気をつけましょう。