親からの仕送りがあって、アルバイトをする必要のない大学生など、エントリーシートと違って履歴書にあまりなじみがないという学生もいると思います。
履歴書の正しい書き方、対策などを知っておけばいざという時に安心ですね。
基本的に就活は初めての経験になると思います。
履歴書で必須の項目を書き忘れてしまったり、見落としてしまうと面接に進めないことも…
就職活動のステップの一つである面接。
そこにしっかりと進むために、履歴書は正しく作れるようになっておきましょう。
就職活動はやらなければならない事がとても多くあり対策を疎かにしてしまいがちな履歴書のマナーや見落としやすいポイントなども見ていきましょう。
履歴書を書く時の基本的な手順
まず履歴書を作成するにあたり、必要なものを事前にそろえておきましょう。
証明写真や場合によっては印鑑なども必要になります。
必要なものと履歴書を書く時の注意点なども見ていきましょう。
【証明写真】
履歴書にはだいたい右上の部分に写真を貼りつける箇所があります。
そこにはサイズなども記載されているので証明写真を撮り貼り忘れのないようにしましょう。
万が一、写真が剥がれてしまった時の事を考えて写真の裏に氏名と学校名を書いておくのが一般的です。
記載されているサイズより大きい写真を貼り付けるのはNG!
写真を貼るときのポイントとして、水のりやスティックのりを使って写真を貼り付けるのはやめておきましょう。
のりを使うと履歴書がふやけてしまったり、写真も剥がれやすくオススメの方法ではありません。
一番いいのは両面テープですね。
履歴書を購入した時に両面テープも一緒に入っていることが多いので付属されているテープを使って写真を貼り付けましょう。
そして、写真を貼るのは履歴書の項目をすべて書き終えて問題がないか確認してから貼り付けるのが失敗をしない手順になります。
【氏名】
氏名は間違いのないように書きましょう。
ふりがなと書かれているところはひらがなで、フリガナと書かれている場合はカタカナでの記載が必要になります。
【住所】
住所を書く時は都道府県からになります。
マンション名までしっかりと記載しましょう。
ここの注意点はハイフンを書かずに〇丁目〇番地〇号と正しく記入することですね。
正しく書くことも履歴書のマナーを守るうえで必要です。
【日付】
履歴書の日付は、面接で手渡しするのか郵送するのかによって変わります。
手渡しの場合は渡す当時の日付を書くようにしましょう。
郵送の場合は投函する日の日付を記載するのが一般的ですね。
西暦、元号は統一しましょう。
【学歴】
こちらも西暦か元号で書くかを統一して書き始めましょう。
学校名は書く前に調べて正式名称で書くことがポイントです。
入学から卒業に至るまでの年数もしっかりとわかるように記載してください。
【職歴】
職歴は新卒の場合は、なしと記入するだけになります。
アルバイトは職歴に含まれないので就職したことがないならなしで問題ありません。
【免許と資格】
免許や資格の記入は慎重に行いましょう。
まず資格や免許の内容次第では印象が悪くなってしまう可能性も…
なので記入する資格や免許の取捨選択が重要になります。
アピールできる資格や免許なら勉強中でまだ取得していない場合でも勉強中と記入することでアピールすることも可能です!!
【趣味や特技】
免許・資格と同じく趣味や特技でも取捨選択していく必要があります。
大きな影響があるかと言われればほとんどないと思われますが有効活用する方がメリットはあるので印象の良いものだけを記入するのがいいですね。
【印鑑】
履歴書によっては印鑑が必要になるものもあります。
注意点は押印を忘れやすいことと失敗しやすい点ですね。
なので印鑑が必要な場合は一番最初に押印して履歴書の作成を始めましょう。
一番最初に押印しておけば忘れることもありませんし、失敗した時も時間を無駄にしません。
履歴書を作成してから押印で失敗すると書き直しになるので二度手間です。
履歴書の内容を強化するポイント
履歴書は、あなたのキャリアの窓口となります。
そのため、内容を慎重に選び、適切に表現することが重要です。
ここでは、履歴書の内容を強化するためのポイントをいくつか紹介します。
・重要な経験と実績の強調
履歴書では、あなたの職歴や学歴だけでなく、過去の重要な経験や実績を強調することが重要です。
特に関連する業界や職種での経験や、特別なプロジェクトでの貢献、受賞歴などは、履歴書において目立たせるべきポイントです。
これらの情報は、あなたの能力とポテンシャルを示す上で有効です。
・自己PRの効果的な書き方
履歴書の自己PR欄は、自分自身をアピールする絶好のチャンスです。
ここでは、自分の強みや特技、これまでの経験がどのように将来の職務に役立つかを具体的に記述します。
具体的なエピソードや成果を挙げることで、単なる自己紹介に留まらず、実際の業務への貢献をイメージさせることができます。
・キャリア目標と職務適性の表現
履歴書にキャリア目標を明確に記載することも重要です。
あなたの職務適性や将来のキャリアプランを理解することで、採用担当者はあなたが企業や職種にどのようにフィットするかを評価できます。
キャリア目標は、現実的かつ具体的であることが望ましく、短期的および長期的な目標の両方を考慮に入れると良いでしょう。
これらのポイントを履歴書に取り入れることで、その内容を大幅に強化し、書類選考を突破する可能性を高めることができます。
重要な経験と実績を適切に強調し、効果的な自己PRを行い、明確なキャリア目標を示すことで、採用担当者に強い印象を残すことが可能です。
履歴書を作成する時のマナー
履歴書を作成する時のマナーはいくつかあります。
・色付きのボールペンを使わない
黒インクのボールペンで履歴書を作成するようにしましょう。
・西暦や和暦は統一して記入する
ばらばらに書いてしまうと分かりにくいですよね。
相手にしっかり伝わるように書きましょう。
・顔写真は3か月以内のもの使用する
古いものを引っ張り出してきて履歴書に貼り付けるのはやめておいた方がいいですね。
証明写真を撮れる場所は多いですし、今はスマホでも証明写真を撮影することが出来ます!
スマホで撮影した場合はコンビニで印刷する事が出来るのでお手軽ですね!
・間違った場合は新しく書き直す
履歴書を作成する時に書き間違いをしてしまった場合。
修正テープを使ったり二重線を引いて書き直すのはNGです。
記入間違いは修正せずに必ず新しい履歴書を用意して書き直してください!
始めに印鑑を押して履歴書を作成し写真が剥がれた時に困らないよう裏に氏名と学校名を記入して貼り付ければ履歴書は完成です。
しっかりと手順を守ればミスも防ぐことが出来ますね。
履歴書のマナーを覚えて、社会人への一歩を踏み出しましょう!